ごあいさつ

「ひだまりの家」の想い

私たちは高齢になって障がいがあっても、住み慣れた地域で慣れ親しんだ家族や地域の人たちと共に暮らしたいと願っています。

介護保険法にも『介護が必要になっても、可能な限りその居宅においてその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう配慮されなければならない』と述べられています。

しかし、サービスを選択して利用し、自宅で能力に応じた自立生活を送ることは本当に容易なことではありません。

介護サービス基盤の充実は勿論のこと、地域の福祉力や住環境、家族の介護力やそれに加え利用者本人の条件、どれが欠けても住み慣れた地域で安心して暮らすことは難しいといえます。

私たちは在宅で暮らし続けたいと願う地域の高齢者や家族を支え、安心して老いることのできる地域づくりを目指し、小規模で多機能、家庭的なディサービスと、介護・看護の相談や福祉の研修・研究に加え、地域の福祉ニーズに応える地域サロンの活動等 をおこない、社会および地域福祉に寄与したいと考えています。

理事長あいさつ

人は生まれてから、いろいろな成長期を経て成熟期を迎えます。

そして、誰しもが例外なく平等に“木の年輪”の様に歳を重ねていきます。

『NPO法人ひだまりの家』は2001年、歳を重ねても、障がいがあっても、その人がその人らしく、ゆったりとした時間の中で《今を生きる》一つの居場所として「普通の家の普通の暮らし」を大切にしたディサービスを開設いたしました。

利用者一人ひとりに寄りそった、"ほっこりとした空間"を創っていきたいと願っております。

2011年春からは、加齢や障がいの有無に関わらず、一人ひとりの想いを受け止め伝える『地域サロン』をひだまりの家に併設いたしました。

【決して一人じゃないんだよ!!!】

その想いを受け止め、地域の皆さんと共に一歩一歩、歩を進めていきたいと思います。

どうぞ一度お立ち寄りください。きっと多くの“いい笑顔”に出会えます。

そしてその想いが、水が浸透する様に拡がり、少しずつそれぞれの地域に根付いていきます様に・・・